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こんにちは。院長の湯口です。昨夜から北海道にも台風の影響が出てきている模様ですね。今年は本当に自然災害は恐ろしいとひしひしと感じています。。。
さて今回は久しぶりに歯周病についてのお話です。歯周病という病気は歯周病菌による細菌感染症です。ただし体の免疫とのバランスが保たれていれば感染はしていても発症することはありません。しかし一度発症してしまうと、本人も気付かないうちに進行してしまうという怖い病気でもあります。
中等度以上に進行してしまった歯周病では、歯を支えている歯槽骨という骨までも細菌の出す毒素により溶けてしまいます。
一度溶けてしまった骨を再生することが難しかった一昔前と異なり、しっかりと歯ぐきの基本治療を行い、場合によっては歯ぐきの再生手術を行うことによって骨を増やすことで歯の寿命を延ばすことができるようになってきました。
レントゲンから歯の周りの骨が増えているのが分かります。ここ数年で顕著に「歯周病と全身の健康状態」との密接な関係が指摘されており、「歯周病が良くなれば糖尿病も良くなるし、逆に歯周病が悪化すれば糖尿病も悪化する」と糖尿病内科医である西田亙(わたる)先生もお話されています。
時代の変化とともに解明される新たな知識が次々に常識へと変わって行く中で、21世紀型の歯科医院は、「歯が痛くなったら行くところ」から「健康になるために定期的に通院するところ」へと変貌を遂げる必要があると感じています。
※手術の結果には個人差があります。
初めての方には、
診療相談および検査を受けていただきます
休診日: 木・日・祝
※ 祝日がある週の木曜は半日診療いたします