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マウスピース矯正が矯正治療の一つの選択肢として定着してきました。一方で、一般歯科・矯正専門歯科のどちらでも矯正治療が行えることによって、患者様にとってはどの歯科医院に行くべきか悩まれる方が増えているように感じます。 扱う装置はどこでも一緒ですが、クリニックの方針によって仕上がりが異なります。 そこでこのページでは当院が行う「審美再建」を目的としたマウスピース矯正についてご説明していきます。
マウスピース矯正は通常の矯正治療と同じで綺麗な歯並びを目指します。
歯並びはお顔の印象を決めるくらい目立つので、マウスピース矯正を検討している方の概ねが自信が持てる口元を希望してると思います。
しかし、口元の印象は歯並びだけで決まるものではありません。
写真を見るとわかるように、歯列・歯の形態・歯の色・歯茎の4つが大きな要素を占めることがわかります。この4つのバランスが整っていると、正面だけでなく横から見ても美しい口元であることがわかります。
以上のことから、当院では歯列だけではなく口元全体を考慮して、より美しい状態を目指すことを「審美再建」としています。これは矯正だけではなく、あらゆる治療で考えている当院の診療ポリシーと言えます。
歯科の世界では「審美眼」という言葉があります。
審美眼は美を的確に見極める力という意味です。歯科に当てはめてみると、その人の本来持つ美しさを引き出すことが高い審美眼を持つことに繋がると考えています。
これは矯正を行った当院の患者様です。歯並びだけでなく、引き締まったピンク色の歯茎・自然で明るい歯の色調、歯の形態やバランスも整っていることがわかると思います。
このように、患者様個々人が持つ本来の美しさを引き出すマウスピース矯正を当院は大切にしています。
マウスピース矯正のリスクとして挙げられるのが「歯肉退縮」です。せっかく矯正治療を行ったのに、歯肉が下がってしまうとブラックトライアングルの原因となってしまいます。
それを防ぐために当院では以下のようなリカバリーを行っています。
マウスピース矯正に限らず矯正治療には歯肉退縮のリスクがあり、それは100%防げるものではありません。そうなったときに、リカバリーする技術があるかどうかは重要な条件となります。
マウスピース矯正は通院しなくても良いと思われて、楽に歯並びが改善されると思われてしまうのですが、それによって抑制できる歯肉退縮を抑制できないまま進んでしまうリスクがあり、歯肉退縮が大きければその分修復の難易度も高くなります。
そのため、経過観察は定期的に行うべきであり、早期の対処で最小限の歯肉退縮に抑えられる可能性があります。また、歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングを受ければ、虫歯や歯周病を防ぐことに繋がりますので一石二鳥です。
口腔内スキャナー「iTero」
歯科用CT・セファロレントゲン
当院では矯正歯科やマウスピース矯正専門歯科と同等の設備を取り揃えております。 口腔内スキャナー「Itero」による、不快感のない印象採得と3Dによるデジタルシミュレーションを行うことが可能です。また矯正専門クリニックのようにセファロレントゲンによる歯と顎の位置関係や場合によってはCTスキャンにより顎の位置や矯正治療を行う上でのリスクを把握することができます。
当院ではマウスピース矯正をご検討の方に向けたセカンドオピニオンを行っております。セカンドオピニオンは、院長が担当します。ご予約の際はドクターカウンセリングをご選択いただけたらと思います。