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「骨がないからインプラントはできない」と言って断られてしまうことがあります。
中には入れ歯にするのは嫌で、なんとかインプラントにすることができないかとおっしゃられるかたがいらっしゃいます。
そこで、インプラントを諦めるのではなく「骨造成」という骨を増やす治療を行うことによって、インプラント治療を行うことができるようになります。このページではインプラント治療を可能にする骨造成をご紹介いたします。
インプラントは骨と結合して安定します。つまり、骨は土台となります。
インプラントに対して土台となる骨がないとインプラントは安定せずに、脱落してしまうリスクが高くなってしまいます。そのため、骨造成を行って土台となる骨の高さや幅を作ることによって、安全で確実なインプラント埋入が可能になるのです。
また、インプラントが埋入できたとしても骨が足りないことによって審美的な問題が起こったり、汚れが溜まりやすい状態になってしまい、インプラント周囲炎のリスクが高まってしまうことにつながります。ではどのようになってしまうのでしょうか。実際の症例でご説明します。
これらの写真は、骨の高さが足りていない状態でインプラント埋入を行ったことによって、他の歯よりも長くなってしまってバランスが悪くなっていることがわかります。特に前歯の部分は目立つので、骨造成を行うことが重要であることをおわかりいただけるのではないかと思います
当院で行う骨造成は、インプラントを安全に埋入することだけではなく、審美再建を行い、まるで天然歯のような状態に仕上げることを目標としています。骨がなくて、くぼみがある歯茎であってもまるでそこに歯茎があったかのような状態に再建させることができます。
また、骨の量に対して歯肉が足りない場合は、歯肉移植を行うことによって、審美的な状態を目指すことも可能です。
骨造成について詳しく知りたい方に向けて、動画を作成しております。 これから骨造成を検討される方に役立つ内容になっているので、ぜひ一度ご覧ください
当院ではヨーロッパインプラント学会(EAO)認定医の院長湯口がセカンドオピニオンを承っております。骨がないからインプラントができないと言われてしまったり、インプラント治療に関する不安がありましたら、セカンドオピニオンをご活用下さい。
不安や悩みを解消しながら納得した治療を行いましょう。