虫歯治療

歯を削る量が最小限で仕上がりが美しい虫歯治療

虫歯治療は歯科医師ならだれもが行うであろう治療の1つです。
虫歯を削って、詰める。この虫歯治療の当たり前が今は変化してきています。
歯を長期にわたって残すためには、残存歯質の量が多いほうが良く、そのために最小限の切削量で虫歯治療を行うことにシフトしてきています。

当院ではMIコンセプトを用いた虫歯治療を行うだけでなく、ダイレクトボンディングを用いた「最小限の切削量で、仕上がりが美しい」そして、虫歯1本から高いクオリティの治療を行なっています。

このページでは当院が行う低侵襲な虫歯治療と美しい修復について解説していきます。

虫歯治療のコンセプト

虫歯治療において最も重要なことは「虫歯を取り残さない」ということです。
その理由は、虫歯を取り残してしまい、結果的に虫歯が再発して、歯髄（歯の神経）を失ってしまうケースが多々あるからです。

歯にとって必要最小限のダメージかつ虫歯を取り残さないことを目指して、虫歯治療を行います。患者様のご自身の歯を失わずに維持していくために重要なポイントであると考えています。

最終的には治療部位の修復が必要になりますが、天然歯と見紛うクオリティで審美性の高い仕上がりの修復治療を行うことで、再発しない虫歯治療と治療後に美しい歯を実現することができます。

虫歯治療成功のポイント

虫歯を残さない

診療コンセプトでもお伝えしましたが、虫歯治療で一番重要な成功ポイントは虫歯を取り残さないことです。MIコンセプト（最小限の治療）を目指すがあまりに、虫歯を取り残しているケースも見受けられます。そのためには、拡大鏡やマイクロスコープを用い、ラバーダム防湿を行い、虫歯の原因となる因子を排除することも重要です。
手間暇をかけた虫歯治療を行うことが、長期的に最もメリットがあると言えるでしょう。

インレーは歯を削りすぎてしまう

必要以上に虫歯を削っていて、歯質を失ってしまっているケースも存在します。
メタル、セラミックどちらの修復物（インレー）では、適合の良い修復物をセットするため、技工操作がしやすいよう必要以上に歯を削らなければいけません。 当院では、前歯はもちろん奥歯でも歯の噛む面の1/2未満の大きさの虫歯はダイレクトボンディングと呼ばれる歯に材料を直接盛り付ける方法で治療を完了させます。

※強度が必要な場合はインレーもしくはアンレーを選択する場合もあります。

審美的に美しい修復

成功のポイントよりもこだわりに近いですが、審美的に美しい修復は、患者様ご自身が歯を大切にするきっかけに大きな影響を与えます。虫歯治療の成功のポイントと定義するならば、治療後のメンテナンスへのモチベーションも再発防止の大きな役割を果たすため、審美的な美しさも追求した虫歯治療を行います。

虫歯治療のこだわり

ラバーダム防湿

当院ではラバーダム防湿を行ったうえでの虫歯治療を行います。

虫歯の細菌侵入を防ぐ
口腔内の湿度を防ぐことで、接着力を高め、確実にコーティングをする
器具の誤飲を防ぐ

これら３つのメリットを得ることが理由です。
根管治療（歯の根）の治療で使われるイメージがありますが、当院では虫歯（ダイレクトボンディング）治療でも使用します。

マイクロスコープ

マイクロスコープを活用することで、肉眼では見えない微細な部分までを拡大視野で治療することが可能です。処置、修復で高いクオリティを担保するためになくてはならない機材です。。

虫歯の症例紹介

症例紹介

詰め物の下が虫歯になっていた症例1

Before

Under treatment

After

年代・性別

40代　女性

主訴

銀歯の下が痛む

診断

二次虫歯

治療

精密虫歯治療、ダイレクトボンディング修復

治療期間

1回

治療費用

44,000-55,000円（税込）/ 1本

治療のリスク

強度の判断を誤ると、欠ける可能性がある

症例紹介

詰め物の下が虫歯になっていた症例2

Under treatment

After

年代・性別

30代　女性

主訴

銀歯の下が痛む、銀歯が嫌だ

診断

二次虫歯

治療

精密虫歯治療、ダイレクトボンディング修復

治療期間

1回

治療費用

44,000-55,000円（税込）/ 1本

治療のリスク

強度の判断を誤ると、欠ける可能性がある

虫歯治療をご検討の方へ

当院は自由診療専門の歯科医院です。虫歯1本の治療から違いを感じていただくために、日々丁寧な歯科治療を心がけています。

虫歯治療をする際に、できる限り歯を削られたくない。再発したくない。仕上がりを美しくしてほしい。というご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。