診療時間
10:00~13:30
15:00 - 18:30
15:00 - 17:30

休診日: 木・日・祝

※ 祝日がある週の木曜は半日診療いたします

歯周病治療・ 歯周組織再生療法

Periodontal Disease

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ユアーズデンタルクリニックの考える歯周病の治療とは?

失った歯槽骨を再生させるための歯周病治療

歯周病は細菌感染によって引き起こされる歯科疾患です。歯周病の原因となる細菌に対する抵抗として炎症を引き起こし、歯を支える骨が失われていきます。そのため、当院では「失われた歯槽骨を再生させる」ことを歯周病治療の目標としています。そのために、様々な技術を駆使して治療を行います。他院で抜歯と言われても諦めないでください。当院であれば、歯を残せる可能性があります。セカンドオピニオンも承っておりますので、気になることや不安なことがあれば、いつでもご予約ください。

歯周病治療の特徴

日本歯周病学会認定医による治療

当院の院長である湯口は日本歯周病学会認定医です。
歯周病に関する知識や技術を学ぶことによって、歯周病を原因から改善することが可能となります。歯周病の基本治療から歯周組織再生療法まで幅広い治療に対応しており、失った歯槽骨を再生させる治療を得意としております。

同業者からも
認められる実績

湯口の行った歯周組織再生療法は歯科医療誌最高峰のクインテッセンスのイヤーブック「歯周組織再生療法&根面被覆術」に掲載されています。このイヤーブックは1年に1回日本のトップデンティストを集めて症例を出す本です。歯周組織再生療法の実績としては、同業者からも高い評価を得ています。

日本臨床歯周病学会で
最優秀賞を受賞した技術力

日本臨床歯周病学会で「低侵襲な術式で前歯部単独歯インプラント治療を行った1症例」という演題の発表を行い最優秀賞を受賞しました。

歯周病治療のみならず、抜歯になってしまった歯を補うインプラント治療においても同業者に評価されています。

歯周病治療に必要な最先端の設備を取り揃えています

  • 歯科用CT
  • マイクロスコープ
  • エルビウム・ヤグレーザー
  • エアフロー・プロフィラキシスマスター
これらの設備は高クオリティの治療を行うためには必須なものです。これらは世界のペリオドンティスト(歯周病を専門とする歯科医師)と同等の基準で揃えた選りすぐりの機材です。

歯周病の診断について

最初は限局的な垂直骨欠損から始まります。
歯周病が進行すると、欠損している部分に合わせて周りの骨も骨吸収(骨が溶かされる)されるので、水平性の骨吸収になっていきます。そうすると、奥歯などが水平性に骨吸収している場合は、全体的に骨欠損していることになるので、骨を復活させるのは難しいです。それが歯の保存と抜歯の分かれ道になるのです。そのために当院が重要視している診断についてご説明します。

レントゲン写真で
骨欠損を理解する

わかりやすいレントゲン写真を示します。この赤い線が歯を支える骨(歯槽骨)です。
波形のように赤い線が確認できますが、これが骨が溶かされてしまっていることを表しています。線を見ると垂直と水平がわかりやすいかと思います。ちなみにこの患者さんは、30代女性で重度の歯周病でした。
この症例は後ほど改めて詳細をご紹介します。

当院で行う歯周病治療について

歯周基本治療(初期治療)

歯周基本治療の目的は2つあります。

  • 歯周病の原因となる細菌数を減らす
  • 歯肉の炎症を抑え、歯周外科治療に耐えうる歯肉の丈夫さを取り戻す
歯周基本治療は時間がかかりますが、身体が自然に治そうとする反応を最大限活用することができます。それにより、歯周基本治療(初期治療)だけで組織再生が起こり始めます。歯周基本治療をすることで再生が起こりはじめて、そのポテンシャルを最大限に出し切った上で、歯周組織再生療法に入るから、本当の意味で歯周組織再生療法の効果が得られます。

歯周基本治療に時間をかけずに歯周外科治療や歯周組織再生療法を行っても、本来の効果を発揮できないので、歯周基本治療は長くて大変ではありますが、妥協せずに行うことが重要です。

歯周外科治療

歯周基本治療で改善しなかった場合は、器具が届かない場所に歯周病の原因であるバイオフィルム(プラーク)や歯石が存在している可能性があります。そのため、歯肉を切開して原因を取り除く「オープンフラップデブライドメント」を行い、バイオフィルムや歯石を取り除くことによって、歯周病菌の量を減らしていきます。その後適応であれば、歯周組織再生療法を行います。

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法は歯周外科治療を行ったあとに、失った歯槽骨などを再生させるために行う治療です。再生誘導材料(エムドゲイン・バイオオス・バイオガイド・リグロス・サイトランスなど)を使用して縫合していきます。この歯周組織再生療法を成功させるためには、「精密な診断・徹底した歯周基本治療」がとても重要です。これらの精度が低いと、歯周組織再生療法の成果を得ることはできません。

歯周病治療の症例

症例紹介

重度歯周病の歯を歯周組織再生療法で全て残した

Before(上顎)
After(上顎)
Before(下顎)
After(下顎)
年代・性別
30代・女性
主訴
歯がグラグラする
診断
重度歯周病
治療
歯周初期治療、歯周組織再生療法
治療期間
約2年
治療費用
220,000 円(税込)/ 片顎
治療のリスク
知覚過敏、術直後の疼痛・腫脹

歯周病治療の流れ

診査・診断(所要時間:1時間半程度)
  • 顔貌
  • 口元
  • 口腔内のスライド撮影
  • レントゲン14枚法
  • パノラマレントゲン写真
  • 歯周組織検査
  • 咬合診査:側方ガイドの歯の確認
    (必要に応じて中心位の咬頭嵌合位のズレの確認)
歯周病は炎症と噛む力の両方のコントロールが必要になるので、
その双方をどのような方法で安定させるかの計画を立てるために、診査・診断を行います。
カウンセリング・治療計画のご説明(所要時間: 50分程度)
診査・診断した資料を用いて、カウンセリングを行います。
最も重要なのは、患者さんのご希望をお伺いすることです。そのご希望に対しての選択肢(治療計画)を提示することが当院の役目です。

患者さんの希望を実現するためのゴールを導き出すのがカウンセリングの最も重要なポイントです。つまり、どうなりたいのか?どのような治療を用いて改善してほしいのか?を決定していくことにあります。

例を出すと、
A:歯周病を治した上で、歯を何としても残したい
B:歯周病を治した上で、長く自分の歯を維持したい
C:歯周病を治した上で、審美的に優れた状態が良い

これらの要望があった場合に、治療の予後を想定した提案(メリット・デメリット含む)を行った上で、最終的に患者さんがどの状態を選ぶかによって、治療計画は異なってきます。
治療の同意
ご説明した内容に同意していただけたら、契約書を締結します。
歯周基本治療
  • 口腔衛生指導(生活習慣アドバイス+ブラッシング指導)
  • SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
  • エアフローによるバイオフィルム除去
  • 咬合調整(咬み合わせのコントロール)
  • 虫歯治療、根管治療
  • 暫間固定(動揺している歯の固定)
これらを歯科医師、歯科衛生士のチームアプローチで半年〜1年かけて行います。
再評価
再検査を行い、歯周初期治療によってどのような変化があったかを評価していきます。
  • 14枚法の写真
  • BOP(出血度合い)
  • プラーク付着度合い
  • 歯肉の引き締まり具合
  • 動揺の治まり具合
これらを評価し、改善していればメンテナンスに行く方もいますし、 歯肉の強度が取り戻せていれば、歯周外科治療及び歯周組織再生療法に移行していく方もいます。
歯周外科治療および歯周組織再生療法
再評価の結果、深いポケットが残っている場合は歯周外科治療及び歯周組織再生療法を行っていきます。歯周外科では歯肉を切開して、汚染されている組織や原因である歯石・バイオフィルム(プラーク)を除去します。その際、歯周組織再生療法を行うことによって歯周組織を再生させていきます。
再評価
  • 歯周組織再生療法後の、歯肉と骨の状態を確認
  • 追加の処置が必要かの判断
  • メンテナンス、SPTに移行するタイミングを検討する
SPT及びメンテナンス
歯周ポケットがいかなる治療を施しても残存してしまう場合があります。
その場合は、それよりも悪くならないように行う継続的な処置であるサポーティブ・ペリオドンタル・セラピー(SPT)を行います。
改善されている場合は、良好な状態をできる限り長く維持するためのメンテナンスを行います。

歯周病治療の費用

精密診断
16,500円 / 1口腔単位
歯周初期治療
26,400〜70,400円 / 1口腔単位
歯周組織再生療法
165,000〜330,000円(税込)/ 1ブロック
メンテナンス
8,800円(税込) / 1回
SPT
8,800円(税込) / 1回
Reservation

診療予約・相談予約

初めての方には、
診療相談および検査を受けていただきます

休診日: 木・日・祝

※ 祝日がある週の木曜は半日診療いたします

住所
〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ 6F
アクセス
地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通駅」地下道直結
パーキング
近隣駐車場提携あり(カモンチケット)