こんにちは。
院長の湯口です。
先週末の9月7日、8日の土曜日・日曜日に札幌で歯科医師向け歯周病治療のセミナーの講師を務めました。
今回は私が所属する歯科医師のスタディグループ(卒後の歯科医師教育機関)である5-D Japan のファウンダーで、直接の師匠でもある船登彰芳先生と一緒にセミナーを開催しました。
やはり歯周病治療においては、理論ももちろんですが実践も重要ですので
座学だけではなくブタを用いた実習も行いました。
歯周初期治療の話から最先端の歯周組織再生療法、歯周形成外科治療について幅広く講義がありました。
札幌においてここまでレベルの高いセミナーが開催されるのかという内容だったので、受講生の先生方も満足度が高かったようです。
先輩・同級生・後輩と多くの先生方にもお会いでき、思っていたよりも母校の出身者もいて楽しい時間を過ごしました。
師匠と一緒に札幌でセミナーが開催されることは私にとって感無量でもありました。
歯を残すために私たち歯科医師が歯周病治療を通じて達成できることはまだまだ計り知れません。
歯周病は全身の病気とも密接に繋がっています。
口腔領域は全身の臓器への入り口の一つでもあります。
「歯を残す」ために、
いやそれ以上に「いくつになっても健康でいられる」ために、
質の高い歯周病治療が全国の歯科医院で実践されるべきだと考えています。
さて9月の中旬には別の歯周病治療セミナーにも研修に行ってきます。
日々、最良の治療法を模索する毎日です。
そして残念ながら歯を失ってしまった方のためのインプラント治療について、私の単独セミナーも11月に開催することになりました。
なるべく歯を失わないように懸命に取り組み、そして歯を失ってしまった場合には、機能と見た目を取り戻すために懸命に取り組むという両方の姿勢が大切だと感じています。
「医療は姿勢」ですね!