可能な限り 「歯を残す治療」
歯を抜くと、その部分の骨がやせ、噛む力が衰えてしまいます。そのためユアーズデンタルクリニックは、他院で抜歯をすすめられるような状態であっても、可能な限り歯を残す方法を模索します。失った歯の代わりに親知らずを使う移植手術、あごの骨や歯茎の再生など、歯を抜く前にできることはたくさんありますので、お悩みの方はご相談ください。
骨の再生「歯周組織再生療法」
歯周病で失われた骨は治療できないものとされていました。しかし現在は、極めて難しい処置ではありますが、骨の再生が可能です。当院では、長期的な計画に基づき、歯周病で溶けた骨の再生を促す処置を行っています。抜歯せざるを得ないと他院で言われるほどの状態でも、歯を残せる場合があります。
歯周組織再生療法の症例

治療前(左の写真)では、歯の根本の骨が歯周病で溶けてしまっています。治療後(右の写真)を見ると、骨が再生し、歯の根本が骨で満たされている様子が分かります。
●治療内容 : 歯周組織再生療法、歯科用キシロカインカートリッジ1.8mlによる局所麻酔
●副作用・リスク : 術後疼痛・歯肉腫脹
●治療期間(回数) : 6ヶ月(6回)
●費用(税込) : 110,000円
歯の移植「自家歯牙移植」
虫歯などで失った歯の代わりに、健康な親知らずなどを移植する処置を「自家歯牙移植」と言います。この処置は、両隣の歯を支えにするブリッジのように歯を削る必要がなく、インプラントと違って自然な歯を活かすことができ、拒絶反応や感染のリスクが低いなどの長所があります。
自家歯牙移植とインプラント治療を併用した症例


●治療内容 : 自家歯牙移植、歯科用キシロカインカートリッジ1.8mlによる局所麻酔
●副作用・リスク : 術後疼痛・歯牙脱離
●治療期間(回数) : 3ヶ月(6回)
●費用(税込) : 330,000円