こんにちは。
院長の湯口です。
歯周病治療がテーマのブログも連続投稿3回目です。
なぜ私がこんなに歯周病治療モードかと申しますと、
3月の中旬に世界トップペリオドンティストの歯周外科セミナーを2日間受講し、
4月には日本臨床歯周病学会北海道支部例会にて「歯周組織再生療法」についての症例発表を行い、
6月には日本臨床歯周病学会年次大会(札幌)にてポスター発表を行い
8月には超大物ドクターと私が歯周外科セミナー(札幌)を主催するというスケジュールがあるからなんです。
今年は「北海道のペリオが熱い」んです!!
そんなワケでして、毎日のように海外の文献たちと格闘する日々です。
数多くの文献や書籍を読んでみましても
歯周組織再生療法の目的は「歯周病菌を根絶すること」とは一切記載されておらず、
「歯周ポケットを浅くすること」と「歯の周りの歯周組織と骨を増やすこと」かつ「歯ぐきを下げないこと」
とされています。
「歯周病菌がいないこと」ではなく、「歯周組織が再建されていること」なんですね。
そしてさらに大切なことは、
「その結果、歯が長持ちして快適で健康的な生活を送れること」
なんです。
歯周病菌が血管を通って全身疾患の要因になることも分かってきています。
先日も頭痛が主訴で総合病院を訪れた当院の患者さまが、担当の脳神経外科のドクターに
「歯周病検診は受けていますか?」と聞かれたと教えてくれました。
医科にも「歯周病と全身疾患の関係性」が確実に広まっている証拠ですね。
だからこそ今、歯周病から始まるあらゆる病気を予防するべきなんです。
今までも申し上げてきたように、歯周病に罹患した歯を救う術がこの現代にはすでに確立しています。
しかしまだまだそういった最先端技術を受けることができていない方々が多くいることも理解しています。
ですから発信する必要があると感じています!
このこじんまりとしたブログではありますが・・笑
歯周病を改善し歯を救えるとQOL(クオリティオブライフ)が劇的に向上します。
健康寿命も伸びているこれからは
できるだけ長く健康的に自分の歯を使っていくことが今まで以上に求めれる時代になっています。
日本の国民皆保険制度の保険診療でも行える歯周外科治療はありますが、
保険で認められている種類の歯周外科は、最近の論文では「歯ぐきが下がってしまい組織再生の効果も低い」ことが明らかになっています。
「歯ぐきを下げず」に「歯周組織を再建できる」のは歯周組織再生療法だけです。
ただし、歯周組織再生療法は保険が効かないので自由診療になってしまいます。
自由診療は決して安価なものではありませんが、
健康に投資することは決して無駄ではないと確信しています。
自由診療専門クリニックであるユアーズデンタルクリニック では、
「歯周病から歯を救う最良の治療法」をご提案いたします。
まずは今現在ご自分のお口の中がどんな状態か、そしてどんなことが将来起こりうるかを「診断」してみてはいかがでしょうか?
お問い合わせをお待ちしております。
※3月14〜17日、3月28、29日は院外セミナー参加のため休診とさせて頂きます。