こんにちは。
院長の湯口です。
ようやく札幌も雪が溶けて暖かくなってきましたね。
東京ではもうお花見が出来るくらいの気温です。
さて先週末そんな春を感じる東京で、海外のトップデンティストの講演を聴いてきました。
今回のセミナーは「5-D Japan 東京」の先生方がスペインで開業しているDr.Ramonを招聘し開催されました。
実は昨年はちょうど同じ時期にエクアドルのDr.Kennethだったんですね。
http://yours-dental.com/blog/海外の審美歯科講演♪.html
当日は5-D JapanのDr.鈴木とDr.中川が日本人を代表して圧巻のプレゼンを披露し
Dr.Ramonへバトンタッチ。
Dr.Ramonは44歳の新進気鋭のクリニシャンで矯正治療も自ら行う歯周治療・インプラント治療のスペシャリスト。
本人は「I’m just a practitioner(私はイチ開業医です)」と謙遜していましたが。
文献ベースの治療と、文献に必ずしも答えがない新しいアイディアの治療の結果を披露していて
その良好な結果と美しい写真の数々に圧倒されました。
そして講演の最後にこんな言葉を述べていました。
「私たちは歯を抜く前に、5分間その歯の可能性を考えなければならない」と。
歯を抜いてすぐインプラントするという考えは短絡的なことであり、
歯を抜く前にも出来ることはたくさんあるし、
もし残念ながら歯を抜くことになったとしてもその価値を最大限活用すべきであるという意味です。
私もまさにそういった臨床を日々行っているので
その言葉にはとても共感できました。
ほとんどの講演内容は右耳で日本語訳を聴いてましたが笑。
これからも北海道の患者さまに世界基準の歯科医療を提供したいと思います。
欧州に「通院」するのは現実的ではないですからね笑。