みなさん、こんにちは。
札幌の審美歯科・総合歯科専門クリニック院長の湯口です。
2020年2月11日に日本歯科大学で行われたOJミッドウィンターミーティングでインプラント治療に関する症例発表を行いました。
日本全国の各スタディグループ(歯科医師の卒後研修会)から毎年代表者を決めて発表を行う大会で、
今回は私が所属する5-D Japanを代表して講演を行いました。
このOJという学会は日本にあるインプラントの学会の中でも発表される症例の水準のレベルがとても高く、
所属されている先生方は日本のインプラント学会の専門医・指導医だけでなく、
ICOIやEAOなど国際的なインプラント学会の専門医や海外留学経験者なども多く所属しています。
このミッドウィンターミーティングは毎年コンペ形式で行われており、多くの歯科医師の目標となっている大会なんです。
私は今回12名の演者の中の一人として出場しました。
普段から私が診療の軸として行っている「天然歯を保存する治療」に加えて、
それでも残せない天然歯に「どうインプラントを活用していくか」という内容で講演発表を行いました。
結果は、なんと・・・
見事上位入賞を果たし、さらにそれだけでなく・・
秋にアメリカのロサンゼルスで行われるOSCSCという学会で日本代表として症例発表する栄誉をいただきました!!
インプラントの手技だけでなく、天然歯を保存・活用しようとする歯科医師としての役割にフォーカスした発表が、高く評価して頂いたのではないかと思っております。
そして今回の講演発表に際して、多くの先生方・先輩方にご指導いただいたり、アドバイスやサポートをしていただきました。
この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。
そして10年前、師である船登彰芳先生に言われた言葉を噛み締めています。
「湯口、歯は簡単に抜くなよ」
この言葉を胸に改めて刻み、今後も本気で「歯を保存する治療」である「歯周組織再生療法」や「精密根管治療」、「噛み合わせ治療」、「歯列矯正治療」や「親知らずの移植」に取り組み、それでも歯を残せない場合には「快適で長持ちする審美的なインプラント治療」を行っていきたいと思います。
ようやく一段楽ついたと思いきや来月には5-D Japan総会で「歯周病治療」についての講演発表も控えており、しばらくは休む暇はなさそうです。。。
2020年は全力で駆け抜けます!