Q:他の歯医者や審美歯科とユアーズデンタルクリニックの違いは何ですか?
A:歯ぐきもキレイにすることにこだわっている点です。
歯の表面はセラミックを被せるとキレイになるのでどこのクリニックでもできますが、土台となる歯ぐきをキレイにすることに特化した歯医者さんはなかなか見つからないと思います。
歯ぐきがキレイにならないとせっかくの笑顔が素敵に見えないことがあります。
歯ぐきが黒ずんでいたり、歯ぐきの高さが左右でバラバラだったり、歯がなくて凹んでいるところなども歯ぐきをキレイにする様々な方法を併用することで、口元から見える自然な見た目の歯を作ることが可能になります。
審美治療・矯正治療・歯周形成外科治療に精通した一人の歯科医師が担当するので総合的なアプローチによって審美的な結果が出やすいのも特徴です。
Q:歯をきれいにするとどんないいことがありますか?
A:歯並びや歯ぐきを含めて美しくなると、イメージがかなり変わります。
ホワイトニングやセラミックなどによって歯がきれいになることにより、口元の見た目が美しくなり、自分に自信が出て性格も明るく積極的になるなどの自己の内面の変化が起きます。それだけでなく、他者の評価も変わります。
具体的には「黄ばんだ歯」の場合に「不潔に見える」「老けて見える」というマイナスの評価が多く、「白い歯」の場合には「素敵に見える」「好印象」「仕事ができそう」などプラスの評価を得る傾向にあります。
自分の口元に自信が出るとより一層セルフケアに気を遣うようになるので、虫歯や歯周病になりにくくなり将来的に歯や身体の病気になるリスクを減らすことができます。
Q:保険の差し歯をキレイな差し歯にやりかえたいです。
どうすればいいですか?
A:セラミックの差し歯に置き換えます。
その際にレントゲン写真を撮影し、歯の根っこの状態を確認します。根の状態に問題があれば根の治療も行う場合があります。
また、歯ぐきの状態も確認します。根っこも歯ぐきも問題なければ、差し歯をどのようにやりかえるのかご希望を伺います。差し歯の色、形、出具合、長さなどの好みを反映できるか診査をします。
Q:ラミネートベニアとセラミック冠ならどちらが長持ちしますか?
A:どちらも長持ちします。
強いて言うならセラミック冠の方がより長持ちです。
ラミネートベニアは歯の表面のみでくっついているのに対してセラミック冠は歯の全周に渡ってくっつくので外れにくいです。
ただし、噛み合わせの力が強い場合はベニアでもセラミックでもどちらも欠けたり取れたりすることがあるので注意が必要です。
色調の変化はどちらもありません。
Q:ジルコニアがいいと聞きましたが、セラミックとジルコニアはどちらがいいですか?
A:どちらも良いです。
ジルコニアもセラミックの一種なのですが、従来のセラミック陶器よりも強度に優れています。
しかし、透明感などは従来のセラミック陶器に比べると落ちます。奥歯で特に噛み合わせが強い方にはジルコニア冠がおすすめです。
見た目の透明感と強度の両方を兼ねるe-max(二ケイ酸リチウム)と呼ばれるセラミック冠は前歯や奥歯におすすめです。審美性が最も要求される前歯には、ジルコニアセラミックス(≠ジルコニア冠)がおすすめです。これは先程の強度の高いジルコニアをあくまで土台代わりに使用してその上に陶器を盛り付けるセラミック冠です。
一本一本が専門技工士の職人技による手作業で作製される美しいセラミック冠です。
Q:前歯の歯並びを治したいが矯正以外の方法はありますか?
A:本来歯はなるべく削らない方がいいので、矯正治療で治すことができるなら矯正治療がおすすめです。
ただし矯正治療で歯並びは変えられても、歯の大きさや長さは変えられないのでトータルで歯並びを含めた歯の見た目の改善を希望する場合はセラミック治療を選ばれる方もいます。
また矯正治療は治療期間がかかるため、短期間でキレイにしたいという事情がある場合はラミネートベニア治療等、歯をなるべく削らないセラミック治療をご提案することもあります。
Q:前歯をセラミックでキレイにしたいが歯を全部削って被せるのは抵抗があります。
他に方法はありますか?
A:ラミネートベニア治療があります。
歯の表面だけを一層削ってセラミックを被せる方法をラミネートベニア治療と言います。
付け爪のように歯の表面をほとんど削らないか、セラミックの厚み分だけ一層削るだけで歯へのダメージは最小限にできます。
万が一、再治療が必要になった場合でも歯をあまり削らないおかげで歯を保存できる確率が高いです。
ただしラミネートベニアは繊細な接着治療が必須になるため治療の難易度はセラミック冠よりも上がります。
Q:セラミック冠を長持ちさせるにはどうしたらいいですか?
A:治療後にマウスピースで保護するのがオススメです。
夜間の食いしばりや歯ぎしりによってセラミック冠が欠けたり外れたりすることがあります。無意識で噛み締める力は強力なので、噛み合わせが強い方は特にナイトガードと言う寝るときに使うマウスピースをおすすめします。
また、セラミック冠を被せる前に、歯の根っこの状態や歯ぐきの状態などを事前に治療しておくこともセラミック冠の寿命を伸ばすことに繋がります。
キレイな歯を長持ちさせるには土台が大事です。
Q:セラミックで治療する場合の通院は何回くらい必要ですか?
A:単純にセラミック冠をかぶせるだけなら、歯を削って型を取り、セラミック冠をセットするという流れとなり最短2回ですが、より綺麗に治すために回数がかかることもあります。
虫歯が歯の神経まで達していたり、すでに歯の根っこの先が化膿してしまっている歯は、歯の根っこの治療(根管治療)が必要になります。
その場合は、プラス最低2回程度は通院していただきます。また前歯の形や長さや方向等を大幅な変更を希望する場合は、セラミック冠を作製する前に精密な仮歯(プロビジョナル冠)を一度作成してシュミレーションする場合もあります。
その場合もプラス2回ほど来院回数がかかります。
つまりその歯の状態やゴール設定に応じて治療回数が決まります。
Q:差し歯や銀歯をセラミックに変えたらどんな気分になるんですか?
A:ツルツルで気持ちいいです。
今まで何百本もの歯にセラミック治療をしましたが銀歯より悪くなったと言う方は一人もいません。
実際に言われたことは、
「人前で口を開けて笑えるようになった」
「思わず舌で触りたくなるくらい舌触りが良い」
「口の中がネバつく感じがなくなってスッキリした」
「食べ物の味が以前よりハッキリと感じられて何食べても美味しく感じる」
など見た目だけでなく使用感も心地よいと言う感想が多いです。
実際に保険の差し歯や銀歯はお口の中で金属のイオンが溶け出すので、金属が身体に合わない方や敏感な方は、自分のお口の中から銀歯がなくなる違いを強く実感できるようです。
Q:保険でも白い被せ物ができると聞きました。
保険の白い被せ物と自費のセラミックは何が違うのですか?
A:見た目も質感も違います。
前歯は保険で白い被せ物は表面が白くて裏側が金属になります。
奥歯であれば保険で白いCADCAM冠という被せ物ができます。自費治療のセラミック冠と違って、保険治療の白い冠は見た目の透明度が低く、経年的に変色してしまいます。
また、セラミック冠と違ってCADCAM冠は擦り減りが起きやすい材質になりますので、すでに歯ぎしりして歯が擦り減っている方には不向きです。
擦り減ってしまうと、CADCAM冠が噛まなくなってしまい、隣の歯に噛み合わせの負担が集中してしまうことがあります。安易に銀歯をCADCAM冠に変えるのは注意が必要です。
自費治療のセラミック冠にはそのような心配はありませんし、装着後の舌触りもツルツルで快適です。
一見すると同じように白い歯ですが、その中身は大きく異なります。
Q:前歯の治療期間中に歯がない状態になりますか?
前歯がないのは見た目に困ります。
A:前歯がない状態にはなりません。
前歯を治療する際には必ず即席で作製する仮の歯を作製します。
治療の期間中はその仮歯を使用してもらいます。仮歯があれば見た目に困らないですし、食事もできます。
セラミックの歯を入れる前にシュミレーション用の仮歯を技工士さんに作成してもらう場合もあります。
Q:歯の神経を治療した後に入れる土台が金属の土台が入っています。
やりかえた方がいいですか?
A:ファイバーポストがおすすめです。
根っこの治療がすでにしてある差し歯や銀歯の中に、金属の土台が入っていることがあります。
金属の土台はその丈夫さから歯を垂直方向に割る応力がかかる場合があり、また歯そのものを変色させてしまうので現在は推奨されていません。
差し歯や銀歯をやり変える場合は金属の土台を、歯に負担がかかりにくい白いファイバー製の土台に変えることをおすすめします。
ファイバーポストは、強度はあるが歯には負担がかかりにくいのが特徴です。
ただし太くて長い金属の土台は、外すこと自体が歯に負担かかることになるので無理に外すことができない場合があります。
Q:白い歯を被せたのに何年かしたら歯ぐきが下がって黒いのが見えてきました。
これってむし歯ですか?
A:むし歯ではなく歯とセラミック冠のつなぎ目です。
セラミック冠を入れた後も歯茎は経年的に下がり続けるため、昔入れたセラミック冠とその下の歯との境目が露出してしまうことがあります。つなぎ目が見えてくると、神経がない歯の場合にはセラミック冠よりも自分の歯の色が暗いため、歯の根本が黒く見えるんです。
歯ぐきの厚みが薄い人は歯ぐきが下がりやすいので注意が必要です。
過剰な歯磨き圧をかけないことや、歯ぎしりを防止することによって歯ぐき下がりのスピードを緩めることができます。
Q:他院で被せた差し歯の周辺の歯茎が変色しました。
対応可能ですか?
A:可能です。
銀歯や金属の裏打ちのある昔のセラミック(メタルボンド)は金属の色が歯ぐきの中から透けてしまって歯茎が紫色に変色して見えることがあります。
その場合は金属の裏打ちのある被せ物を外すか、または土台にメタルコアという銀色の土台が入っている場合はそれを外すと、変色した歯ぐきの色がピンク色に戻ることがあります。
また、銀歯の成分が歯茎に溶け出し歯茎が変色している場合(メタルタトゥー)には変色した部分の歯茎を切り取る必要があります。
歯茎表面のメラニン色素の沈着の場合には歯ぐきのピーリング(漂白)をして着色を除去します。
どちらにしても様々な方法で歯茎を元のキレイなピンク色に戻すことは可能です。
Q:ダイレクトボンディングって何ですか?
保険の白い詰め物とどう違いますか?
A:ダイレクトボンディングとは天然歯特有の自然な見た目になるコンポジットレジンを用いた詰め物の治療法です。
保険の詰め物に使用する材料に比べて、フィラーという粒子が細かく配合されているため光沢感がある上に強度も上がり変色しにくく耐久性も優れています。
どこを詰めたか分からないような仕上がりにすることが可能です。歯とは直接「接着」という技術で強固にくっついているため簡単に取れたり剥がれたりすることもありません。
すきっ歯を治療したり、歯が欠けた部分を治すこともできます。
Q:小さい銀歯を白くするならダイレクトボンディングとセラミックインレーとどっちがいいですか?
A:小さい銀歯ならダイレクトボンディングの方がいいです。
ダイレクトボンディングは虫歯の部分を削ったらそこだけを白い詰め物で封鎖することができる上に、一日で治療が完了できます。
セラミックインレーの場合は、セラミックを作製しやすくするために歯を余分に削る場合があるのと一日目は歯型取り、二日目にセットというように治療完了までにアポイントが二回かかります。
ただし、むし歯や銀歯の範囲が大きい場合にはセラミックインレーやセラミックアンレーの方が良い場合もあるのでその歯によって異なります。
Q:歯の写真だけでなく口元の写真を撮影するのはなぜですか?
A:診断のためです。
歯を審美的に治療する時に、私が基準にしているのは口元から見える歯や歯ぐきの量です。
普段口を開けたり笑ったりするときに、どの程度前歯が見えるのか、歯の長さや大きさや傾きが上下の唇と調和しているのか、を評価します。
また、歯ぐきが多く見えるのか少し見えるのかほとんど見えないのかでも治療内容が変わったりするため、口元の写真撮影は非常に重要です。もう一つの理由は治療の記録を残しておくためです。
治療する前の状態を記録し、治療後の写真と比較することによってどこがどのように変わったのかが分かるようにしています。
Q:セラミック治療は歯医者によって値段が異なるのはなぜですか?
A:セラミック治療の質が違うからです。
セラミックを作製するのは歯科技工士と呼ばれる専門の方にお願いするのですが、当院では保険治療の銀歯も作る技工士さんではなく、セラミック冠やインプラント冠など自費治療専門の技工士さんにお願いしています。
腕の良い技工士さんに依頼すると、費用も時間もかかります。審美的なセラミックの歯は、一本一本精密な作業を積み重ねて芸術品のような仕上がりを実現させるため、時間も日数もかかるからです。
さらに、北海道から東京や大阪など遠方の技工士さんにお願いする場合には模型を郵送でやり取りする時間がさらにかかります。そこまでしてでも良い歯を作りたいのは、「歯は身体の一部」だからです。
良い歯は気に入ってもらえる確率が高く大事に使っていただけます。
また、一流の技工士さんにお願いするには、歯型を精密に採取するなど歯科医師側も丁寧な治療が求められるため治療時間を長めに確保する必要がありその結果1日に診察する人数を制限せざるを得ません。
それらの全てがセラミックの値段のみならず治療費全般に反映されています。
Q:せっかく高い費用かけてセラミックにするのに失敗したくないです。
どうしたらいいですか?
A:どんな歯にしたいか具体的にお伝えください。
お口の状況によってはお応えできない場合もありますが、なるべくご希望の歯や歯並びに近づけるようにプランを立てます。
また、前歯の形や大きさにこだわりたい方はいきなりセラミック冠を作るのではなく、一旦精密な仮歯を作製することをおすすめしています。
完成したセラミック冠がイメージと違う場合でもセラミック冠は変更ができません。
そのため、精密な仮歯を作製してお口の中に入れて確認するという工程を踏めば、その修正点をセラミック冠に反映することでご自身の歯のイメージに近づけることができます。